おしらせ   子宮頸がんワクチンキャッチアップ接種はまだ間に合います。

キャッチアップ接種について

子宮頸がんワクチンは平成25(2013)年から定期接種ワクチンに組み入れられました。しかし、接種後に生じる多様な症状等について十分に情報提供できない状況にあったことから、個別に接種をお勧めする取組を一時的に差し控えていました。「積極的勧奨の差し控え」その後、安全性に問題ないことが確認され、令和3(2021)年11月の専門家の会議で、安全性について特段の懸念が認められないことがあらためて確認され、「積極的勧奨の差し控え」が取り下げられ、普通に個別に接種ができるようになりました。
ただし、平成25(2013)年から令和3(2021)年の期間(「積極的勧奨の差し控え」の時期)に、ワクチンの接種機会を逃した方がいます。こうした方に、公平な接種機会を確保する観点から、定期接種の対象年齢以外の方に、あらためて公費での接種の機会を提供しています。これがキャッチアップ接種です。

キャッチアップ接種は令和7年3月末で終了します。

キャッチアップ接種の対象者は、平成9年度生まれ~平成19年度生まれ(誕生日が1997年4月2日~2008年4月1日)の女性です。
ワクチンは3回接種します。通常の接種間隔は1回目から2ヶ月開けて2回目接種。1回目から6ヶ月開けて3回目を接種します。つまり最短で6か月の間隔が必要です。なので1回目の接種が9月過ぎると規定の回数が受けられなくなります。

しかし通常の間隔で接種ができなかった場合、以下の方法が認められています。

1回目から1カ月以上開ければ2回目が接種でき、2回目から3カ月以上開ければ3回目が接種できます。つまり1回目を11月末までに接種すれば、2回目を12月末(年末の休診日に注意)に接種でき、さらに3回目は2025年3月末までに接種できます。