感染症便り 感染症だより(12月30日~1月5日)

インフルエンザが警報レベルで流行しています。新型コロナウイルス感染症の報告が増えています。

伝染性紅斑(りんご病)、溶連菌感染症が小流行中です。

インフルエンザが警報レベルで流行中です。郡山市は市内13の定点医療機関からの報告が12月30日~1月5日まで514名、定点当たり39.54名でした。その前の週は540名、定点当たり41.54名でした。定点当たり30名を超えると警報レベルです。

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の報告数は続いており増加傾向にあります。

伝染性紅斑(りんご病)が小流行しています。ほっぺがリンゴのように赤くなるので、りんご病とも呼ばれます。他に太ももや腕に赤い斑点が出ます。熱は出ません。発疹が出た時点で体からウイルスは消えているので感染力はありませんので、登校登園は可能です。妊娠中の方がかかると、まれに胎児の異常や流産する可能性があり注意が必要です。

溶連菌感染症は小流行が続いています。

マイコプラズマ感染症が全国的に流行していますが減少傾向にあります。発熱、痰が絡まない乾いた咳が主な症状です。軽傷な場合は自然に改善します。一部は重症化し肺炎を起こします。発熱や咳が長引いた場合は可能性があります。

                                                 (1月9日)

福島県内の感染症発生状況は以下の福島県感染症情報センターの発表をご覧ください。

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