手足口病、マイコプラズマ感染症が流行しています。
溶連菌感染症が小流行中です。伝染性紅斑(りんご病)の報告が見られます。
手足口病が今シーズン2回目の警報レベルでの流行中ですが減少しています。手のひら、足の裏に小さな水疱が出来、口の中に口内炎が出来ます。ウイルスの感染症ですので抗生物質は効きません。今シーズン複数回かかった方もいます。今回の流行はあまり熱が出ないことが多いようです。
マイコプラズマ感染症の報告が全国的に多いです。発熱、痰が絡まない乾いた咳が主な症状です。軽傷な場合は自然に改善します。一部は重症化し肺炎を起こします。発熱や咳が長引いた場合は可能性があります。溶連菌感染症は小流行が続いています。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の報告は続いています。
伝染性紅斑(りんご病)の報告が見られます。ほっぺがリンゴのように赤くなるので、りんご病とも呼ばれます。他に太ももや腕に赤い斑点が出ます。熱は出ません。発疹が出た時点で体からウイルスは消えているので感染力はありませんので、登校登園は可能です。妊娠中の方がかかると、まれに胎児の異常や流産する可能性があり注意が必要です。
(11月14日)
福島県内の感染症発生状況は以下の福島県感染症情報センターの発表をご覧ください。
659285